クロス取引

クロス取引 入門編!株主優待がお得にもらえる仕組み解説します!

たろきち
たろきち
ねーねー最近やたらクオカードやら商品券やら送られてくるけど、あれって株主優待?
最近株価下がってるってニュースでよく聞くけど、大丈夫なの?
ぽんちょん
ぽんちょん
株主優待です♡
クロス取引で取ってるから株価変動の影響は受けないから大丈夫だよー!

こんにちは、ぽんちょんです。
クロス取引ってご存知ですか?

投資されていない方は縁がないと思いがちな株主優待ですが、クロス取引を使えば70%オフで金券を購入するような感覚で、株主優待を取得できるんです。

証券口座持っていない方も株主優待のためだけに、証券口座を開設する価値は十分にあります!

年金が足りないとか、自分で運用しなさいだの昨今騒がれており、
NISAのために証券口座の開設を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まず手始めに、クロス取引でリスクなしに株の売買に慣れるというのも良いかもしれません!

何はともあれ、まずはクロス取引の概要をさらっと、基本のきから参りましょう!

株主優待ってなに?

株主優待とは、企業から株主へのプレゼントのようなものです。
自社商品、自社で使えるお買物券、QUOカードやギフト券、お米等があり、何を取得しようか選ぶだけでわくわくしてしまいます。

通常、株主優待を取得するためには、定められた権利付最終日に株式を保有するだけでOKです。

権利付最終日:権利確定日の2営業日前の日にち

名義書換えに日数を要することから、便宜的に権利付最終日というものが設定されています。

勘違いしやすいのが権利確定日権利付最終日です。
権利確定日は期末日等でわかりやすいですが、上述したように、権利を取得するためには権利付最終日に株式を取得している必要があります。

せっかく株式を保有したのに、株主優待をもらい損ねないように、権利付最終日のチェックは必ずするようにしましょう。

現物 VS クロス取引

株主優待を取得する方法は、上段で記した通常通り現物で株式を取得する方法(以下、「現物」)とクロス取引による方法の2種類があります。

クロス取引(以下、クロス):同一銘柄、同一数量の買いと売り注文を同値で行う手法

両者の違いを以下の表にまとめました。

現物 クロス
配当金 もらえる もらえない
信用口座開設 不要 必要
在庫リスク なし あり
株価変動リスク あり なし

配当金

現物保有の場合は配当金がもらえますが、クロスの場合は配当金がもらえません。
(正確には現物分はもらえますが、信用売りで配当落調整金を支払う必要があるので行って来いになります。

さらに言うと、配当金は税引後でもらうのに対し、配当落調整金は税引前で支払うため差が生じますが結局影響ないですよ、って話は長くなるので別の機会にしますね。)

そのため、株価が安いタイミングで買える場合は、配当金、株主優待共にもらえる現物が有利です。

信用口座開設の要否

現物の場合は信用口座は不要ですが、クロスでは空売りをする必要があるため信用口座が必須となります。
といっても3分もあれば手続は完了するため、デメリットというほどの事ではありません。

在庫リスク

現物であれば価格を選ばなければいつでも株式を購入することが出来ますが、クロスは信用売りが出来る銘柄に限られます。

また、対象銘柄であっても空売り出来る数量には制限があるので、人気の銘柄は1か月前になくなってしまうこともあります。

さらに、証券会社によっては19時から始まる早押し争奪戦に参加しなければなりません。19時はまだお仕事中の方もいれば、ご飯の準備などでばたばたしがちですよね。

リスクはありませんが、不確実性だったり手間がかかるため、確実に取得したい方は現物保有がおすすめです。

株価変動リスク

最後になりますが、クロスの醍醐味は株価変動リスクを受けないことです。

例えば、世界一の朝食で有名なbillsで使えるお食事券がもらえるサニーサイドアップ(2180)は2018年6月の権利付最終日の終値から権利落ち日の始値で9,700円値下がりしています。

お食事2皿とドリンク2杯で5,000円相当の優待ですが、優待価格以上に値下がりしていることになります。

そうすると資金拘束されたあげくに損が出るなら、普通に食べに行けば良かった?なんてことにもなりかねません。

アベノミクスの上昇相場も終わり、近々リセッションか、なんてささやかれる中、優待だけを目的に現物保有するのはリスクが非常に高いと思います。

これがクロスで取得した場合、売り買い同じ価格になるように注文を出すため、株価変動の影響を相殺出来るのです。

クロス時の株価 1,000円、権利落ち日 800円、100株

現物の場合は20,000円(200×100)の損が出ますが、クロスの場合は現物から20,000の損、空売り分から20,000円の益でネットすると損益ゼロとなります。

結論

さて、それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらか一方を推奨するというわけではなく、状況によって使い分けを推奨します。

例えば、菅砲炸裂により携帯3社が被弾した際にKDDI(9433)を現物で購入しました。

4%程度(2019年6月時点)の配当に3,000円相当のカタログギフトが優待としてもらえます。
また、カタログギフトは5年以上の長期保有で5,000円相当にランクアップします。
さらに、日本では珍しい18年連続増配銘柄であることから、長期保有を見据えて現物で保有することにしました。

一方、ただクオカードや金券が欲しい場合は迷わずクロスにします。
優待はおまけ的な位置付けなので優待目的だけで現物取得はしないようにしています。

というのも、業績悪化した場合に株主優待が廃止される可能性があり、優待廃止になるとストップ安になるほど株価が下がることもあります。
優待がもらえない上に株価はだだ下がり、後に残った株が無配だったなんてときには目もあてられません。

TATERUやエリアクエストのクオカード優待が廃止になったのも記憶に新しいところです。

投資初心者で買い時がわからないけれど、株主優待が欲しい、でもリスクは取りたくない、という方にぴったりなのがクロス取引です。

必要経費

よく株主優待タダ取り、といったようなキャッチフレーズをたまにみますが、決してタダではありません

手数料は自分で計算すれば概ね事前に把握できるため、いくらで決済できるのかわからない現物に比してキャッシュアウトを固定化するといった意味でリスクを抑えることが出来ます。

①現物買い手数料 現物買いをするために必要な売買手数料
②信用売り手数料 信用売りをするために必要な売買手数料
③貸株料 信用売りを行うために必要な株式を借りる際に発生する金利
④事務管理費 信用取引を行った日から返済まで1ヶ月を超える場合にかかる事務手数料
⑤逆日歩 (制度信用のみ)株式が不足した場合に売り方が買い方に支払う費用

以上がクロス取引でかかる費用になり、①~③は基本的にかかります。

④事務管理費は1ヶ月以上の長期でクロスする場合のみ、⑤逆日歩は制度信用を利用した場合のみかかるので、基本的には必要ないと思っていただいて大丈夫です。

逆日歩:信用売り残高が信用買い残高を上回り、株不足となった際に株を調達すのに必要となる費用

信用取引には制度信用と一般信用があり、逆日歩は制度信用でのみ発生する可能性があります。逆日歩はいくらになるか事前に予想が出来ません。
逆日歩がかからなければ制度信用の方がコストを抑えられますが、リスク回避のためのクロスであるため、私は基本的には一般信用で行っています。

Summary

たろきち
たろきち
クロス取引がなんかお得だっていうのはなんとなくわかってきたけど、まず何から始めればいいのやら、、、
ぽんちょん
ぽんちょん
クロス取引魅力的でしょう!
タダでもらえるって勘違いしている人が多いんだけど手数料はばっちりかかるからそこらへんは頭に入れておいてね!
クロスの手順は順に説明していくからこのブログをブックマークに入れて要チェックじゃ!

これで、入門編となるクロス取引の概要は以上です。
聞き慣れない言葉が多いと難しく感じると思いますが、慣れてしまえば大丈夫です。

クロス取引でお得に株主優待を得ること出来るということを覚えていただいて、ちょっとの贅沢を味わいましょう!

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