今回は信用取引をしているとたまに見かける、事務管理費についてお話しようと思います。
この事務管理費ですが、今までふわっとした理解で取引していたのですが、私自身が勘違いしていたことが発覚しました。
皆さん大丈夫だとは思いますが、おさらいもかねてお付き合いください。
Contents
事務管理費とは
事務管理費とは新規建の約定日から1カ月経過の都度、建玉毎に対して発生する費用です。
基本的に1ヶ月をまたぐことは多くないのですが、ちょっと早めに手出すと1ヶ月超えてきたりしますよね。
この事務管理費は証券会社によってかかったりかからなかったりしますが、楽天証券、SBI証券、カブコム等で発生します。
日興証券はかからなかったように思います。
事務管理費について、楽天証券の説明書きをみるとこんな感じに書かれていました。
建約定日から1カ月経過するごとに、1株あたり11銭(税込)の事務管理費が発生します。(単元株制度の適用を受けない銘柄(売買単位1株)については1株あたり110円(税込)になります)。
ただし、同一銘柄、同一日に成立した売付株数又は買付株数をそれぞれ合計し100円に満たない場合は110円(税込)、1,000円を超える場合には1,100円(税込)とします。
(楽天証券HPより引用)
なんだかちょっと読みにくくないですか。
私の読解力が不足しているのかもしれませんが、とりあえず最初はよくわからなかったので1ヶ月超えて建玉を持っていると、110円くらいかかるんだなという理解でした。
いつから費用が発生するの?
30日後とかって数えるってこと??
そんなに難しく考える必要はありません。
例えば、9/20に建玉を持った場合は、10/20までに返済すれば事務管理費はかかりません。
10/21に110円、11/21に110円という風にかかっていくというわけです。
いくらかかるの?
1銭=0.01円なので11銭=0.11円となり、100株を1ヶ月持ち越すと100株×0.11円=11円となります。
ですが、計算した結果が110円に満たない場合は110円とするという規定がありますので、1,000株までは110円になるということなんですが。。。
ここで、私の失敗談を共有させていただこうと思います。
上の説明を読んで、同一銘柄なら1,000株まで110円だと思っていたんですね。
完全に「同一日」というのを読み飛ばしていたんですね。
その結果、ちょこちょこと100株ずつ集めていたりしたものが建日ごとに110円かかってしまっていたのです。
これさえ覚えておけば、事務管理費も怖くありません。
◆建日(mm/dd)の1ヶ月後(mm+1/dd+1)から事務管理費が発生する
◆同一銘柄、同一建日であれば1,000株までは110円
まとめ
いかがでしたでしょうか?
慣れてくるとコストの答え合わせなんかしなくなってしまいますが、たまに見返してみると気付くことがありますね。
また1つ学ぶことができました、日々成長!